確実に人生をいい方向に変える方法があるとしたら、やってみたいと思いませんか?
それはずばり、習慣をコントロールすることです。
私たちは自分が思っている以上に、習慣によって動いています。
人生を変えたい、もっと幸せになりたいと思っているのであれば、習慣を変える必要があります。
習慣を変えることが、人生を変える最短ルートです。
習慣化にはコツがある
私はずっと「習慣化できないのは性格のせいだ」と思っていました。
飽きっぽくコツコツやることが苦手で、それは性格によるものだから直せないのだと。
ですが、習慣化する方法を知ってからはコツコツやることができるようになりました。
習慣化が苦手な人とそうでない人の差は、習慣化する方法を知っているか知らないかの差です。
習慣化のやり方さえ知ってしまえば、誰でも難なく続けることができるようになります。
いい習慣を身につけ、最高の人生を手に入れましょう。
習慣化のコツ
週4日以上やると習慣化しやすい
運動習慣や読書習慣など習慣化したい内容にもよりますが、だいたい週4日以上やると習慣化しやすいです。
目安として週4日以上、2か月続けることを心がけましょう。
成功のハードルを低く設定する
習慣にするには、週4日以上やるといいと話しました。
だからこそ、毎日できるような目標を設定することがとても大切です。
習慣化を失敗してしまう最大の原因は、成功のハードルを高く設定しすぎることです。
私たち人間は、運動をしようと心に決めた瞬間が一番やる気が高まっています。
その状態で習慣化する内容を決めると、
「明日から毎日1時間走る」
というようなハードな目標を設定してしまいがちです。
運動をしたことがない人が「明日から1時間毎日走る」を習慣化することはとんでもなく難しいです。
まずは成功のハードルを低く設定することが大事です。
仕事でめちゃくちゃ疲れて帰ってきてもできる、最低限のライン
これを日々の目標にします。
「運動靴を履いて外に出る」
「ステッパーに乗る」
この程度の目標をたてましょう。
人の行動は自転車を漕ぐときと同じで、最初の漕ぎ始めが一番難しく、進み始めてしまえばあとは楽に進んでいけます。
運動靴をはいて外に出ればちょっと歩きたくなりますし、ステッパーに乗れば踏みたくなります。
そしてちょっとでも動くことができれば、「成功」なんです。
ご褒美を用意する
目標が達成できた日は、手帳やカレンダーに印を書いていきましょう。
この印だけでもご褒美として機能しますが、「1週間続けたら好きなコーヒー一杯飲む」や「1か月続けたら大好きなケーキ食べる」というようなご褒美を用意しておきましょう。
小さなゴールをいくつも用意しておくことで、目標に向かって頑張れるようになれます。
1週間、1か月と続けることにより、自信がついてきます。
実はこれがとても大切なことで、高すぎる目標は達成できずに自信を無くす原因を作ってしまいます。
たとえ低いハードルだったとしても、目標を達成したという経験が、私たちにとても大きな自信をくれます。
今は「毎日ステッパーに乗る」という小さなハードルですが、徐々に大きくしていくことで「毎日5㎞ランニングをする」という大きな習慣を作ることも可能です。
目標を小さく設定することで成功体験を積み、自分に自信をつけていきましょう。
自信は一生ものの宝です。
大きすぎる目標は、失敗したときに私たちの自信を奪ってしまいます。
そして何かやりたいことがあっても、「どうせ自分には無理だ」と諦めてしまう人になってしまいます。
そういう悪循環に陥らないように、目標はできるだけ小さく設定しましょう。
イフゼンプランニングに落とし込む
習慣化したい行動を極限まで小さくしたら、今度はそれを実際に行動に移す必要があります。
この際使うのが、「if then プランニング(if then ルール)」です。
イフゼンプランニングとは、事前に「いつ」「何を」やるかをはっきり決めておくことです。
習慣化したいと思っていることを、
という形にします。
例えば
「朝起きたら、ステッパーに乗る」
「18時になったら、何がなんでも本を読む」
このように最初に決めてしまうんです。
このイフゼンプランニングは本当に強力で、私自身、朝のストレッチやヨガ、寝る前の読書などの習慣をつけることに成功しています。
このイフゼンプランニングは
ハイディ・グラント・ハルバーソン博士が提唱する目標達成のためのテクニックで
『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』という本に書かれています。
100ページくらいの本で1時間くらいで読めますので、ぜひ読んでいただきたいです。
おすすめの本
短期間で“よい習慣”が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術
『短期間で“よい習慣”が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術』メンタリストDaiGo
習慣化するコツややり方がとても分かりやすく書かれた本です。
いくつも習慣化する方法が書かれており、自分に合ったやり方を探すことができます。
「天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々」
『天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』メイソン・カリー
天才たちはどんなルーティンがあったのか?と思ったときぜひ読んでいただきたい本もあります。
哲学者のカントやヴェートーベン、フロイトなどルーティンを集めた本です。
クリエイティブな功績を遺した天才たちが、いったいどんなルーティンで過ごしていたのか?
そこにどんな共通点があるのか?を知ることができます。
コーヒー一杯分の豆をきっちり数える天才もいれば、愛人からの手紙を読む天才もいて…。
天才たちの行動を知ることができてとても面白いですし、自分のルーティンを設定する際にも参考にできると思います。
もちろん全く参考にならない日課もありますが。
最後に
大切なのは「実行すること」です。
どんなに素晴らしい知識でも、学んだだけではなんの効果もありません。
実行して初めて効果がでます。
習慣を変えることができれば、今日から自分を変えることができます。
一緒に人生を自分の手で変えていきましょう。
ハイディ・グラント・ハルバーソン博士の
『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』をぜひ読んでみてください。
実行する力を確実につけることができます。
イフゼンプランニング以外にも、紹介されている方法が全て参考になるのでおすすめです。
一気に全部やるのではなく、日々の生活に取り入れられそうなものから試していって下さい。
私たちはいつだって人生を自分の力で変えることができます。
昨日より今日、今日より明日、少しでも理想の生活に近づけるよう一緒に頑張りましょう。
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