皆さんは日記をつける習慣がありますか?
日記に限らず、自分の行動や心の変化を記録する習慣をつけておくと、様々なメリットがあります。
私は3年ほど前から日記を書いていますが、見返して役立つことが多々あります。
小さいころから日記をつける習慣なんて全くなく、小学校の夏休みの宿題で出ていた絵日記くらいしか経験がありませんでした。
大人になってから日々の事を記録をするようになり、記録を残すことのメリットを強く感じています。
できればもっと早くやっておけばよかった……!と思うこともしばしば。
記録を取り始めたきっかけは、人生を変えたかったからです。
とにかく今までやったことのないことに挑戦してみようと思い、手っ取り早く無料で始められる日記から手をつけました。
記録を取り始めてから、様々なメリットがあると実感しました。
日記や記録をとることで得られるメリットを、ぜひ皆さんに知っていただきたいです。
日記は人生を変えます。
実際に私は日記で人生が変わりました。
まだ日記をつける習慣のない方に、ぜひこの良さを知っていただきたいです。
日記は私たちを幸せにしてくれる素敵なツールです。
日記で得られるメリット
寝る前、数行でいいので日記を書いてみてください。
日記を書くことで一日の出来事が頭の中で整理され、嫌なことがあっても次の日に引きずりにくくなります。
また一日を振り返ることで、次の日への活力にもなります。
「今日はこれができたから、明日はこっちに挑戦してみよう」
「今日はこうやってうまくいかなかったから、明日はこっちの方法に変えてみよう」
こんな風に思えたら、次の日も楽しく起きられますよね。
私たちは自分が思っているほど物事を覚えていないものです。
アイデアや思いついたことを日記に書いておけば、忘れてしまってもいつでも思い出すことができます。
①3つの【よかったこと日記】で幸福度を上げる
日記を書く上で、やっていただきたいことが【よかったこと日記】をつけることです。
頑張り屋さんの方はとくに、「今日できなかったこと」や「上司に怒られたこと」を書いてしまいがちです。
ここはぜひ、その日あった「3つのよかったこと」を書いてください。
まずは箇条書きで3つ書き出してみましょう。
例えば
- 天気が良くて気分がよかった
- いつもより10分早く起きれて、余裕をもって朝の準備ができた
- 紅茶がおいしく淹れられた
など、本当に小さなことで構いません。
少しでも「よかったな」「楽しかったな」「うまくいったな」と思ったことを書き出しましょう。
【よかったこと日記】をつけることで、毎日「よかったことを探す習慣」が身につきます。
この習慣がとても大切で、私たちの幸福度を上げてくれます。
幸せそうな人って、小さなことでも喜んだり幸せを感じていたりしませんか?
「よかったこと日記」を毎日つけることで、幸せをより感じやすくなります。
②【チャレンジ日記】で自分の成長を感じられる
その日狙いを持ってチャレンジしたことを1つ書きます。
この3点を意識しながら【チャレンジ日記】を書きましょう。
新しく始めたことでもいいですし、初めて行ったお店や、初めて食べた料理でも何でもいいです。
小さいことで構わないので、今までやったことのないことに挑戦し、【チャレンジ日記】に書きましょう。
「通ったことない道で帰ってみた。おしゃれなカフェがあった。今度入ってみよう」
こんな感じに簡単でいいので記録しておきます。
この【チャレンジ日記】は、月末に一度見返しましょう。
一か月で、「自分は思ったより色んなことに挑戦してる」と感じると思います。
今は毎日同じ日の繰り返しで、成長が感じられず、うつうつとした日々を過ごしているかもしれません。
それは挑戦したことを忘れてしまうから、「自分は成長できていない」と勘違いしてしまうんです。
挑戦したことを記録としてきちんと残しておくことで、自分がどれだけ成長したかを知ることができます。
自分が成長していると思えない方、自己肯定感を上げたいと思っている方はぜひ【チャレンジ日記】をつけてみてください。
一か月後、半年後、一年後、何度も【チャレンジ日記】を見返すことで
「自分はこんなにいろんなことにチャレンジしてきたんだ」
と思い出し、自己肯定感を上げることができます。
③読書日記で内容を記憶する
せっかく読書をしても内容を覚えていないこと、結構ありませんか?
表紙やタイトルを見て、読んだということは覚えているんだけど内容を全く覚えていない。
読んだことすら忘れて買ってしまい、読み進めて気づく、なんてこともありますよね。
それってお金ももったいないですし、読書をした時間ももったいないですよね。
記憶を脳に定着させる方法に、「アウトプットをする」というやり方があります。
これに【読書日記】が使えます。
アウトプットには人に話したりSNSなどで発信するというやり方もありますが、日記に書くだけでも記憶の定着率が違います。
本を読み終わったら、日記に記録として書いておきましょう。
細かいところは忘れてしまうかもしれませんが、心に残った言葉や内容を覚えやすくなります。
毎日つける【よかったこと日記】や【チャレンジ日記】とは少し違いますが、こういった記録にも日記は使える便利なツールです。
おすすめの本
伊藤 羊一さん 『1行書くだけ日記 やるべきこと、やりたいことが見つかる』
よりお手軽にできる、一行日記のやり方が書かれています。
大切なのは、日記を書きそれを見返すことで自分の行動を変えていくことです。
そのやり方も全てわかりやすく書かれています。
おすすめのツール
日記を書くにも、色々なツールがありますよね。
デジタル手帳を使うのか、アナログ手帳を使うのか。
結構迷ってしまうポイントかなと思います。
デジタルツールとアナログツールのメリット・デメリットをまとめました。
ご自身の生活習慣や好みなどを考慮して、選んでみてください。
Googleカレンダー・日記アプリ
デジタルツールの最大のメリットは手軽さです。
お風呂でも電車内でも、いつでもどこでもスマホさえあれば記録をつけることができます。
また保存場所が要らないという点も大きなメリットです。
ノートや日記帳に記録をつけていると、どうしても保存場所が必要になってしまいます。
日記や記録は長く続ければ続けるほどいいのですが、アナログだと昔のノートを引っ張り出さないといけないので、振り返りしにくいのが難点です。
その点Googleカレンダーやアプリなどを使えば、「2年前の今日」の日記を1秒もかからず見返すことができます。
日記や手帳アプリは色々ありますが、こだわりが特に無い方はGoogleカレンダーがおすすめです。
Googleアカウントを作れば無料で使えますし、ログインすればどのスマホでも見ることができます。
日記をつけるのが初めてという方は、まずGoogleカレンダーで試してみてはいかがでしょうか。
他にも色々な日記アプリがありますので、お気に入りを探してみるのもいいと思います。
アナログのノート・日記帳・手帳
アナログの最大のメリットは、とっつきやすい点です。
ノートやペンなど小学生のころから使っているものを使うので、すぐに始めることができます。
家にノートがあればそれを使えば初期費用はかからないですし、ノートは100円ショップでも安く手に入ります。
「アプリをダウンロードしたりアカウント登録するのは面倒くさい」という方はこちらでまず試してみてください。
イラストやシールなどでデコレーションするのが好きな方、手書きのぬくもりが好きな方はこちらがおすすめです。
私も昔はアプリを使っていましたが、今は自作の手帳兼日記帳を使っています。
アナログ日記のデメリットはなんといっても保存場所が必要な点です。
過去の日記を見たいと思っても、昔のノートを引っ張り出すところから始めなくてはなりません。
まとめ
デジタル、アナログ共にメリットとデメリットがあります。
私は仕事柄スマホを常に持ち歩くことができないので、手帳はアナログを使っていました。
私も昔は日記アプリを使っていましたが、結局「アナログの手帳に日記も書く」という形で落ち着いています。
デジタルの方が便利ではありますが、アナログもアナログの良さがあります。
一番いいのは、両方やってみて自分にしっくりくる方を選ぶこと。
とにかく試してみることが大事です。
最後に
日記は人生を変えます。
今日からまずは【よかったこと日記】を書いてみてください。
3つ箇条書きするだけで終わりますので、5分もかからずできると思います。
これを習慣にしていくことで、確実に人生が変わっていきます。
実際に私は人生が変わりました。
日記をつけるまでは、嫌な出来事ばかり思い出し、へこんだり悲しくなったりすることが多くありました。
ですが毎日【よかったこと日記】を書くようになってから、いいことばかり探すようになりました。
以前は自分の成長が全く感じられず、何かしなきゃ何かしなきゃと焦るばかりの毎日でした。
ですが【チャレンジ日記】を書き始めてから、毎日チャレンジすることで「自分はこれだけ多くのことに挑戦してきたんだ」と自信をつけることができました。
日記は人生を変えます。
毎日同じ日の繰り返しでつまらないと思っている方、自己肯定感が低くて生きづらい方、ぜひ日記をつけてみてください。
忘れてしまっているだけで、みんな毎日成長しているんです。
ほぼお金をかけることなく人生を変えることができる日記、やらない手はないですよね。
記録をすることの喜び、メリットをみなさんに体験していただきたいです。
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