映画「最強のふたり」感想・レビュー

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毎日仕事でへとへとになって、とにかく疲れを癒したい。ほっこりしたい。そんなときにぜひ見て頂きたい映画が「最強のふたり」です。(映画.com「最強のふたり」

フランスでも日本でも大ヒットした心が温かくなるヒューマンコメディーです。

とにかく主人公二人のやりとりがとても面白く、可愛らしい。心がほっこりします。

見ているこっちまで笑顔になってしまう、そんな映画です。

youtube 映画『最強のふたり』予告編

2011年制作/113分/フランス

以下ネタバレしてますので、ご注意ください。

あらすじ

事故で全身まひとなり、首から下が一切動かなくなった大富豪フィリップと、彼の介護者として雇われたスラム街に住む黒人の青年ドリスとの、実話をもとにした温かい友情物語です。

年齢も育った環境も好みも全く違う2人が、お互いを尊重し合いかけがえのない友人となっていく。

そんなお話です。

最初ドリスはフィリップのもとで働くつもりは一切ありませんでした。失業手当を受け取るための書類にサインをもらうため、介護者を探していたフィリップのもとを訪れます。

サインを渡すからと言われ、次の日フィリップのもとを訪れるドリスでしたが、そのまま介護者として雇われます。

スラム街育ちのため乱暴で教養もなく、オペラや絵画などの芸術が何もわからないドリスですが、少年のように素直で無邪気。何事にも一生懸命でとても可愛らしいです。

そんなドリスのことを、フィリップをはじめ一緒に働く使用人たちも徐々に信用を寄せるようになります。

絵画もクラシックもわからなかったドリスですが、フィリップと生活をするうちに、芸術の知識や教養を身につけていきます。

フィリップもまた少々乱暴で強引なドリスから色々なことを学び、人生の楽しみかた、前向きさを取り戻していきます

良かったところ

最初はお互いに壁があり色々衝突もありますが、一緒に過ごすうちに打ち解けていきます。

その過程がとても微笑ましい。

ドリスは途中で投げ出しそうにもなりますが、根気強くフィリップのお世話をしていきます。

夜中にフィリップが発作を起こしたときも、ドリスは献身的にサポートをします。

フィリップも仕事に慣れないドリスが失敗するのを受け入れ、面白がるシーンもあります。

そんな小さなシーンがほほえましく、温かい気持ちにさせてくれます

最初から2人は相性が良かったんだろうなと思わせます。

とてもじゃないですが、私だったら1日で逃げ出してるだろうなと思うので。

ドリスは本当に、誠実性が高く根気強い性格の持ち主です。

障碍者だろうが健常者だろうが、人は弱く、他の人と支え合って助け合って生きていく

そんなメッセージがこめられた素敵な映画です。

印象に残ったセリフ・シーン

フィリップの誕生日パーティーでクラシックに触れ、全く知らなかった音楽を楽しみ始めるドリスの姿がとても印象に残っています。

そして自分のお気に入りの音楽を大音量で流しながらダンスをするドリスと、ドリスに影響されダンスをし始める使用人たち。

毎年開催される堅苦しい自分の誕生日パーティーを「つまらない」と言っていたフィリップが、楽しそうに踊るドリスや使用人たちを見て、とても楽しそうに笑うんです。

ドリスの存在が、フィリップにとってとても大きいものになっていると感じる瞬間でした。

こんな人にオススメ

とにかくほっこり笑顔になりたい人にオススメ

友情をはぐくむのに、年齢や生まれ、育った環境の違いなんて関係ありません。

大切なのは相手を思う心と、相手を受け入れる心。

そんなことを伝えてくれる映画です。

ヒューマンコメディ―なので、「とにかく感動して泣きたい!」という方には少し物足りないかもしれませんが、心があったかくなって人が愛おしくなる映画です。

Amazonプライムで見ることができます

映画『最強のふたり』はAmazonプライムビデオで見ることができます。

吹替版 字幕版

月額500円ですが、30日間お試し無料期間があります。

Amazonアカウントを持っている方は、すぐに使うことができますのでぜひ見てみてください。

ブルーレイ・DVD情報

【Blu-ray】

発売日2019年2月2日
アーティストフランソワ・クリュゼ, オマール・シー, アンヌ・ル・ニ
監督エリック・トレダノ
映像特典内容オーディオ・コメンタリー(脚本・監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ/フランソワ・クリュゼ、オマール・シー)/予告編集/メイキング・ドキュメンタリー“本物の最強のふたり”/メイキング/監督来日インタビュー
言語フランス語(オリジナル言語)/日本語(吹替言語)/バリアフリー日本語音声ガイド(音声解説言語)
字幕言語日本語字幕/手書き風フォント字幕/吹替字幕/コメンタリー字幕/バリアフリー日本語字幕

【DVD】

発売日2019年2月2日
アーティストフランソワ・クリュゼ, オマール・シー, アンヌ・ル・ニ
監督エリック・トレダノ
映像特典内容オーディオ・コメンタリー(脚本・監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ/フランソワ・クリュゼ、オマール・シー)/予告編集
言語フランス語(オリジナル言語)/日本語(吹替言語)/バリアフリー日本語音声ガイド(音声解説言語)
字幕言語日本語字幕/吹替字幕/コメンタリー字幕/バリアフリー日本語字幕

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